【投資初心者向け】なぜS&P500を積み立てる人が多いのか?メリットと落とし穴を徹底解説

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こんにちは、コボオです!
僕は現在、eMAXIS Slim S&P500 に毎月17万円を積み立てています。これはFIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指す中で「これが最適解じゃないか?」と思って選んだ投資先です。

でも、なぜ多くの人がS&P500を選んでいるのでしょうか?
この記事では、初心者の方にも分かりやすく S&P500の魅力と落とし穴(リスク) を解説しつつ、僕自身の投資体験も交えながら整理していきます。


✅ S&P500ってなに?

S&P500は「スタンダード&プアーズ500種株価指数」の略で、アメリカの代表的な株価指数です。

  • アップル
  • マイクロソフト
  • アマゾン
  • グーグル(アルファベット)
  • テスラ

など、世界を代表する企業500社の株価をもとに作られています。

つまり、S&P500に投資するということは、アメリカ経済そのものに投資するというイメージですね。

アメリカは過去100年以上にわたって経済成長を続けてきた国です。第二次世界大戦後から今日まで、世界のリーダーとして常に成長を牽引してきました。そんな国の企業群にまとめて投資できるのがS&P500の強みです。

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✅ S&P500を選ぶメリット

1. 歴史的に安定した成長率

S&P500は、過去30年間で年平均 6〜7%程度 の成長を記録しています。

例えば100万円を投資して放置した場合のシミュレーションはこんな感じ👇

投資年数100万円がいくらになる?(年利7%の場合)
10年後約200万円
20年後約400万円
30年後約760万円

これが複利の力です。利息に利息がつき、時間が経つほど加速して資産が膨らんでいきます。

僕自身も、20代の今から毎月17万円を積み立てることで、30代後半〜40代前半には数千万円規模の資産が狙えると考えています。


2. 世界経済の中心「アメリカ」に投資できる

アメリカは世界経済の中心。

  • テクノロジー(Apple、Google、NVIDIA)
  • 金融(JPモルガン、ゴールドマンサックス)
  • ヘルスケア(ジョンソン&ジョンソン、ファイザー)
  • 消費財(コカ・コーラ、P&G)

あらゆる分野でトップ企業を抱えています。

これらの企業に「まとめて」投資できるのがS&P500の魅力です。特定の企業が不調でも、別の企業が伸びれば全体でカバーされるのも安心材料ですね。


3. eMAXIS Slim S&P500 は手数料が激安

投資信託を選ぶときに無視できないのが信託報酬(手数料)

「eMAXIS Slim S&P500」の場合、なんと 0.09372%
100万円を1年間運用しても手数料は約937円。

同じインデックスでも手数料が高い商品を選ぶと、30年後には数百万円単位の差になることもあります。
低コストで運用できるのは、まさに長期投資家の味方です。


4. NISAとの相性が抜群

僕が投資しているのはNISA枠(非課税投資枠)。
通常なら運用益に対して20.315%の税金がかかりますが、NISAならゼロ!

例えば30年後に2,000万円の利益が出たとしても、本来なら約400万円が税金として消えるところ、そのまま手元に残るわけです。

👉 これはFIREを目指す上で非常に大きいポイント。


❌ S&P500の落とし穴(注意点)

1. 為替リスクがある

S&P500は米ドル建てなので、円高になると評価額が下がる可能性があります。

  • 1ドル=150円 → 100万円の投資が120万円の評価
  • 1ドル=100円 → 同じ投資が80万円の評価

といった具合に、為替だけで資産が動いてしまうこともあります。

👉 対策は「長期投資」と「積立(ドルコスト平均法)」。時間をかければ為替の影響は平均化されやすいです。

米国旗と上昇する株価チャート

2. 米国一国集中リスク

アメリカが強いのは事実ですが、未来永劫そうだとは限りません。

新興国が台頭したり、ヨーロッパやインド、中国などが経済の中心になる可能性もあります。

そのため、S&P500に加えて「全世界株式(オルカン)」に分散投資する人も増えています。

👉 関連記事:【比較】FIREとサイドFIREどっちを目指す?|生活・収入・精神面のリアルな違い


3. 暴落は必ず来る

リーマンショック(2008年)、コロナショック(2020年)のように、株価が一時的に30〜50%下落することもあります。

ここで「やっぱり怖い!」と売ってしまうと損失が確定してしまいます。
長期投資の最大の敵は「狼狽売り」です。

👉 関連記事:“自動で貯まる仕組み”が最強だった件

金融危機 暴落 不況

4. 未来の成長率は過去と同じとは限らない

過去30年間は年利6〜7%でしたが、今後も同じペースで伸びる保証はありません。
むしろアメリカは成熟国なので、成長率は下がるかもしれません。

そのため、期待しすぎないこと も大切です。


✅ 僕の投資スタイル(実体験)

僕自身は20代でFIREを目指しているので、リスクを取ってもリターンを追う戦略を取っています。

  • 毎月:17万円をeMAXIS Slim S&P500に投資
  • 投資年数:30年想定
  • 期待利回り:年6%

この条件でシミュレーションすると👇

投資年数積立元本資産額(年利6%想定)
10年後2,040万円約2,760万円
20年後4,080万円約7,680万円
30年後6,120万円約15,700万円

こうした数字を見ていると、毎日の小さな積立が未来の安心につながっているのを実感します。


✅ まとめ:S&P500は「最強の王道投資」

  • 長期で右肩上がりを期待できる
  • 世界最強のアメリカに丸ごと投資できる
  • 手数料が安く、NISAとも相性抜群

ただし、

  • 為替リスク
  • 米国集中リスク
  • 暴落リスク
  • 将来の成長率の不確実性

を忘れてはいけません。

僕はS&P500一本で勝負していますが、性格やリスク許容度に応じて「オルカン+S&P500」のような組み合わせも検討するのがベストだと思います。


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