✅はじめに:保険って本当に必要?
「FIREを目指すなら、まずは支出の見直しから」
そう聞いて、まず手をつけたのが僕の場合「保険」でした。
正直、保険ってよくわからないまま「念のため入っておこう」ってなってる人、かなり多いんじゃないでしょうか?
でも、毎月の保険料を何年も払い続けていると、その金額は驚くほどのインパクトになります。
この記事では、
「FIREと保険の関係」をあらためて見直し、現役でFIREを目指す22歳の僕が選んだ“必要最低限”の保険について正直に書いていきます。
✅保険を見直すべき最大の理由
FIREの本質は「お金の使い方の最適化」です。
つまり「ムダな支出を極限まで削る」ことが前提。
保険はまさに、“仕組みとしての安心感”と“本当に必要なリスク対策”のバランスが重要です。
✍️たとえばこんな支出、思い当たりませんか?
- 月5,000円の医療保険(なんとなく不安だから加入)
- 会社にすすめられた終身保険(仕組みがよく分かってない)
- がん保険や先進医療保険(でも健康体)
これ、本当に必要ですか?
僕も正直、親や周囲の影響で「保険は入っておくべき」って思っていました。
でも冷静に考えると、20代で独身・健康体の僕にとっては、そこまで備える必要性は薄いと気づいたんです。
✅保険を見直したあとのFIREスピード
僕が実際に解約・見直しした結果、
毎月の保険料は 約10,000円 → 5,000円(必要最低限へ切替) になりました。
年間60,000円。
これを投資にまわせば、20年後には約200万円になる計算です(年利5%運用と仮定)。
つまり、ムダな保険料はFIRE達成を数年遅らせる要因にもなるんです。
✅じゃあ、どんな保険なら必要?
ここが重要なポイントです。
僕が選んだ「必要最低限」の保険は以下のとおり👇
【1】掛け捨ての生命保険(家族持ち or 既婚者向け)
→ 今は独身なので加入していません。
でも、結婚したり子どもができたりしたら、定期型の掛け捨て生命保険(低額)を検討するつもり。
【2】自動車保険(対人・対物無制限)
→ 車通勤しているのでここは必須!
対人・対物無制限だけは絶対条件。自分を守るというより「他人を守る」ため。
【3】火災保険(実家世帯全体で)
→ 実家暮らしなので、世帯として既にカバーされている。
【4】民間医療保険 → 加入していません!
→ 実は高額療養費制度を使えば、月数十万円の医療費が発生しても、自己負担額は数万円で済むことがほとんど。
この制度については厚生労働省の公式ページでも詳しく解説されています。
✅FIRE志望の人が保険でやりがちなミス3選
① 貯金代わりに保険を使う(=貯蓄型保険)
→ リターンが低く、手数料も高い。投資信託やiDeCoでOK!
② 安心のために重複加入
→ 医療保険+がん保険+先進医療保険…これは無駄なトリプル。
③ 保険を“見直さないまま”長年払い続ける
→ これがFIRE遅延の最大要因になります。
✅保険を見直す前に考えるべきこと
- 自分に“本当に必要な保障”は何か?
- そのリスクに公的制度で対応できないか?
- 家族構成やライフステージの変化に備える必要があるか?
✅まとめ:保険=不安への支出。なら、FIREで不安を消そう!
保険ってつまるところ、**「将来の不安をお金で解決する仕組み」**ですよね。
でも、FIRE自体が「お金の不安を消す仕組み」でもあります。
だからこそ僕は、
「保険に頼らず生きる力」をつけることこそが、最強のリスクヘッジだと思っています。
必要以上に「保険」にお金を払い続けていませんか?
まずは“安心”の再定義から始めることが、FIREへの最短ルートです。
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