はじめに
FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すうえで、最も大切なのは「毎月のキャッシュフローをどう最適化するか」です。投資や副業の前に、まずは日々の生活で“当たり前に出ていくお金”を見直すことが欠かせません。
特に気をつけたいのが、コンビニでの買い物。
便利だからこそつい利用してしまいますが、無意識にお金を失っていることも多いです。
今回は「コンビニで買うと損するもの3選」を具体的に紹介しながら、節約のコツ、代替手段、そしてFIREにつながる思考法を解説していきます。
1. ペットボトル飲料
コンビニの定番商品であるペットボトル飲料。500mlで150円前後が一般的ですが、スーパーやドラッグストアでは100円を切ることも珍しくありません。
例えば「毎日1本だけ」のつもりでも、年間にすると…
- コンビニ:150円 × 30日 × 12か月 = 54,000円
- スーパー:90円 × 30日 × 12か月 = 32,400円
差額は21,600円にもなります。
FIREを目指す人にとって、この差額はただの節約ではなく、投資の原資になります。仮に21,600円を毎年S&P500に積立した場合、年率5%で30年間運用すれば約150万円に膨らむ可能性があるのです。
解決策:
- 水筒を持参(コーヒーを淹れて持ち歩けばさらに節約&健康的)
- ネット通販でまとめ買い(Amazon定期便など)

👉 外部リンク:総務省 家計調査|飲料の年間支出額データ
2. カット野菜
「忙しいから手軽に」という理由で買いがちなカット野菜。
しかし内容量は少なく、価格は割高です。200円で買える量も、スーパーの通常野菜なら半額以下で手に入ることが多いです。
また、カット野菜は加工過程で栄養素が減少しやすいのもデメリット。便利さを買っている代わりに、栄養とお金を同時に失っている可能性があります。
解決策:
- 週末に野菜をまとめ買い
- 下ごしらえして冷凍保存(刻んだネギやほうれん草は冷凍で長持ち)
- ホームフリージングを習慣化することで、カット野菜不要に
3. スナック菓子・お菓子類
ポテトチップス、チョコレート、ガムなどは、コンビニだとドラッグストアに比べて2〜3割高いことが多いです。
さらにお菓子は「ついで買い」が発生しやすいジャンルです。
ポテチ1袋だけのつもりが、気づけばジュースやアイスまでカゴに入っている…。その積み重ねが月数千円、年間で数万円の差を生みます。
解決策:
- お菓子はディスカウントショップやドラッグストアでまとめ買い
- 甘いものは「ご褒美」として頻度を減らす
- 「買わない習慣」を作ることで健康改善にもつながる
コンビニを「緊急時専用」にする考え方
FIRE志望者が陥りやすいのが、「節約のつもりが無駄遣い」に転じること。
たとえば、
- ATM手数料(220円)
- 少量の日用品(シャンプーの小ボトルなど)
- ホットスナック(からあげクン、ファミチキ…)
これらも積み重なれば年間で数万円レベルの損失になります。
**コツは“利用のルール化”**です。
- コンビニは「出先で急ぎのときだけ」
- 日常生活の買い物はスーパー・ドラッグストアで完結
- コンビニATMは絶対使わず、ネット銀行やキャッシュレスに切り替える
まとめ
今回紹介した「コンビニで買うと損するもの3選」は以下の通りです。
- ペットボトル飲料
- カット野菜
- スナック菓子・お菓子類
すべてに共通するのは「小さな出費が積み重なって大きな差になる」という点です。
FIREを目指すなら、この差額を投資に回す習慣こそが未来の自由につながります。
便利さを買うのも一つの価値観ですが、「お金を働かせたい人」にとっては、無駄を省くことこそが最強の武器です。
💡 次に読むならこちら
👉 “節約”だけではFIREできない?その理由と次に進むためのステップ
コメント