〜節約とは「我慢」ではないという話〜
FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すうえで、多くの人が最初にぶつかるのが「節約」です。
でも、節約ってつらいですよね。我慢の連続だし、なんだか生活が味気なくなる気もします。
でも、実はこの「節約=我慢」という考え方こそが、FIREを遠ざける原因かもしれません。
僕がFIREを目指す中でたどり着いたのは、「倹約の哲学」という考え方でした。
👉 FIREロードマップの記事はこちらで解説しています。
節約と倹約は違う

まずはっきりさせたいのは、「節約」と「倹約」は似ているようで違う、ということ。
- 節約は、「支出を減らす」行動そのもの
- 倹約は、「本当に必要なものだけを選ぶ」という生き方の哲学
たとえば、「飲み物を買わずに我慢する」のは節約。
でも、「本当に必要なら買うけど、自分は水で十分」と納得して選ぶのが倹約。
節約が“我慢”なら、倹約は“選択”なんです。
倹約がFIREに不可欠な理由
FIREの基本はとてもシンプル。
収入 − 支出 = 投資に回せるお金
つまり、支出を減らせば投資できるお金が増えて、FIREは加速します。
でも、「ただ我慢して支出を減らす」やり方だと、長続きしません。
その点、倹約という生き方は、自分にとって本当に必要なモノ・サービスにだけお金を使うため、無理がないんです。
一時的な節約は続かないけど、価値観として根づいた倹約はずっと続けられます。
だから、倹約こそが“再現性のあるFIRE戦略”なんです。
倹約の哲学がもたらす3つの効果
🧠 1. 判断力の向上
倹約を意識すると、自然と「これは本当に必要か?」と自問するクセがつきます。
結果として、消費に対して敏感になり、衝動買いが減ります。
😌 2. 満足感の増幅
少ない支出で満足できるようになると、日々の生活が豊かに感じられます。
「お金を使わない=不満足」ではなく、「使わなくても満足できる」に変わるんです。
💸 3. お金のストレスが激減
浪費を繰り返していると、収支に追われて常にお金のことが頭を離れません。
でも倹約的な生活を送ると、「この生活でも十分楽しい」という安心感が生まれ、心にも余裕ができます。
生活に取り入れたい「倹約の美学」
僕が実際にやっている、倹約的な暮らしの工夫をいくつか紹介します👇
✅ 1. 固定費を徹底的に見直す
- 実家暮らしで家賃ゼロ
- スマホは格安SIM(月1,000~2,000円台)👉 例えば日本通信simや楽天モバイルがコスパ◎です
- 保険は最低限、自動車保険も見直し👉インズウェブなどで一括査定するのがよい!
一度見直すだけで、毎月の支出が大きく減るので効果絶大。
👉 実家暮らし×FIREの戦略はこちらの記事でも紹介しています
✅ 2. 私服の制服化
- ユニクロの黒T・ジーンズを基本にローテーション
- 買い物の回数も減り、時間も節約
- 「何を着ようか」に悩まない=頭もスッキリ
✅ 3. 娯楽は“無料”で工夫する
- ブログ作成投稿が趣味に
- 読書は図書館で
- 近所の公園散歩や家でコーヒーをいれてのんびりタイム
お金をかけなくても、満たされる暮らしは可能なんです。
最後に:倹約とは“自分の人生”を整えること
倹約は、ただの節約テクニックではありません。
「自分にとって何が大事なのか?」を問い続ける哲学です。
FIREは、ゴールではなく「自由な人生」をつかむための手段。
そのためには、お金の使い方だけでなく、「価値観」や「時間の使い方」も最適化する必要があります。
倹約を通して、無駄な出費だけでなく、無駄な時間、無駄な悩みからも解放されていく。
それが、FIREを加速させ、人生そのものを変える力になるんです。
🔻まとめ:今日からできる“倹約の哲学”
- 節約は我慢、倹約は選択
- 自分の価値観に沿って、お金の使い方を最適化する
- 支出を絞ることで、FIREに近づくだけでなく、人生も整う
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